福岡/マッサージ｜マッサージジャンキー

先日忙しくて福岡のマッサージへ行けない腰痛になった知人に、私が２０年以上も前に考案した腰痛体操を教えてあげたところ、大幅に痛みが改善したと喜んでいただけました。


「今度の週末連休なので、温泉でも行こうかと考えていますが、なにかお勧めありませんか？」　という質問がありましたので、気分転換も兼ねて大分の温泉である、別府温泉をお勧めしました。


「えっ黒川温泉とかでなくて、別府ですか？　湯布院ではダメですか？」　家族で出かけるらしくてなるべく小洒落たところが良かったみたいです。


子供の頃から大分県別府などによく行ったりした私が厳選して教えたのは、別府温泉保養ランドの泥湯になります。


福岡のマッサージに普段出かけているような人でも、「メチャ痛みがひどい」　そんな時というのは、痛みを取る事ができる温泉の方が効果的だからです。


「日本は温泉大国なので、世界中の温泉の種類のほとんどがある」　そうよく言われるのですが、泥湯というのは私の知る限り数か所にしか存在しない珍しさがあります。


具体的には、４４℃くらいの高温の泥湯は、熱伝導率が低いので３０分とか１時間とか長く浸かることが可能です。　人間の体は脳以外は温める方が良いので、首に水で濡らしたタオルを巻いたり、時々顔を冷水で洗う事は必要になりますが、長時間温泉に入ると体内の芯温という、内蔵の温度が上昇します。


これはさすがにマッサージなどにはない！　特別な効能なんですよ。


泥湯成分の温泉に約１０分浸かっただけで、毛細血管の血流が２倍など早く流れる事になり、腰痛などの際の痛み物質ブラジキニンを洗い流す作用があると言われております。


発痛成分ブラジキニンは、血圧を下げ、毛細血管浸透性を亢進させて痛みを発生させるというメカニズムですので、これを下げる効能を重要視した戦略をとる方が腰痛の痛みが早くよくなるわけです。


福岡で仕事があって、まあなかなか行けないという人もいらっしゃるでしょうが、風邪などを引いた際に湯船にみかんの皮５・６個分、または岩塩を湯呑１杯分お風呂に入れますと、体が芯から温まる事がありますので、マッサージの後などにご家庭で試されると相乗効果が上がると教えてあげました。


私のおばあちゃんは体が弱かったので、よく大分の温泉なんかに１ヶ月以上とか長期間出かけて泊まっていました。　湯治客とかいうと思うのですが、「腰痛でメチャ痛いのも３日間通えば楽になる」　そんな感じでよく泥湯などにサラリーマンのおじさんが来たりしていて、子供のころによく痛みに効くとか聞かされました。


おばあちゃんと親戚とかが温泉三昧のところによく呼ばれて出かけたりすることがあったりしましたので、大分の温泉とかも詳しくなった気がしますが、子供のころは別府とかものすごく移動時間がかかるので好きではありませんでした。


時々「マッサージが好きなので、腰痛の持病も楽しんでいます」　そんな風に言われる人に出会ったりしますが、たまには温泉治療なども家族旅行の中に組み込むのも悪くはないと教えてあげました。


旅行など、知らない土地に出かけるとか、結構気分転換とかストレス解消につながるような気がします。